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救急車

私の住む街は渋滞がすごいことで有名です。
私の家から10分ほどには世界有数の自動車会社があります。
その影響で私の住む街では「車」が移動の主流です。

私が子供のころにはバスも結構走ってましたが、ここまで大きな市でバスがほとんど走らない街も珍しいぐらい全くなし。
もちろん電車も同様。
車がないと生きてはいけない街です。

朝のラッシュは半端じゃありません。
もう慣れましたが、朝のラッシュ時は「我先に」って感じでとにかく隙さえあればどんどんと車が突っ込んでくる感じです。


今日、反対車線から救急車が走ってきました。
遠くでサイレンが鳴っているのは分かりましたが渋滞で身動きできないようでした。
なんとか交差点まではたどりついたものの、救急車のサイレンが聞こえないのか、交差点には次から次へと車が走っていきます。
少しも止まる気がない・・・
そんな感じです。



私はまだ救急車のお世話になったことはありませんが、自分の病気のことを考えればいつ乗ることになってもおかしくないし、いちよバッグの中には救命カードを携帯しています。
そういう自分の状況を想像すると、怖くなるような光景でした。


でも「受け入れる病院がない」と断れるのはもっと悲しい光景ですね。
命を助けるための病院が「受け入れられない」と断るんですもの。
でも、それで病院を責めているだけでは全く意味がなく、現実として産婦人科とか小児科は医師が不足しており、病院だって「診たくない」から断っているわけではないのですから、とにかく国がなんとかこの状況を変える努力をして欲しいです。


産婦人科や小児科だけでなく、私はまだ恵まれた地域に住んでいるので医師や病院が不足しているわけではなく、少なくとも1時間圏内には複数の大学病院もあるので、その辺りは安心してはいるのですが、過疎化が進む地域では深刻ですよね。
そういう怖さがあるから、この街や県から離れるのは怖い。


私たちのできることはせめて救急車のサイレンが聞こえたらすぐに車を寄せることぐらいだから、車は『音楽スタジオ』ではないのですから、最低限外の音が聞こえる状態にはしましょうね。



車の中でヘッドフォンなんて言語道断。
許せん。
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2007-08-30 : カテゴリ無し : コメント : 2 :
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Author:はるみ
さまざまな病気を持った人間もそれぞれが自由に明るく、時にはいろいろな事に悩みながらも生きてることを『共有』したいと思っています。

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