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万博ニュースをみて思い出したこと

上海万博が始まったということで、地元のニュースでは「愛・地球博」を振り返るようなニュースが時々あります。
上海万博では愛知万博の良いところがいろいろ利用されているようですね。
オリンピックが今や世界のスポーツイベントというよりも、政治的・企業的な趣の方が強くなっているので、そういう意味ではグローバルな世界を感じられる万博の方が私は好きだなって思います。


今思えば、自分の住んでいるところからすぐのところで万博があったということはすごいことだったんだなと。
もっとたくさん行けば良かったかなと思います。
でも、普通の人よりは行ったほうかな?
何せあの頃は働いていなかったので。
万博は私にとってはリハビリでした。


1回目は家族に車椅子に押されて。
手術後にどこにも行けずにかなり悶々としていた私を案じて、姉が買ってきれくれた新しいTシャツを着て、義兄が長い時間歩くことが出来ない私を案じて怒られるのを覚悟で万博会場ギリギリのところで車を停めておろしてくれて、母が坂道を一生懸命、私のために車椅子を押して。
2回目は夕方の3時間だけ。
見たいパビリオンのために姉が私の代わりに並んでくれました。
3回目・4回目は友達に付き添ってもらい、チケットもとってもらいと、いっぱいいっぱいお世話になりながら。
5回目、6回目は自分ひとりで!


世界はとても広く雄大で、でも、とても複雑な生き物であるようにすら思えました。
あんなにたくさんの国々の歴史や文化に出会える場所なんてないし、本当に貴重な経験だったと思います。



そんなこんなで日記を読み返すと、2005年は私にとっては本当に重い1年だったなと改めて思い出してみました。
今の自分がちょっと情けなく思えるぐらいに一生懸命に生きている自分がいました。
ひとつひとつの言葉や想いや物事にもっと感動をしていた自分が今はないように感じます。
それってなんでかな?



どうやったらあの頃の自分に戻れるのかなぁ。
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2010-05-07 : カテゴリ無し : コメント : 0 :
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さまざまな病気を持った人間もそれぞれが自由に明るく、時にはいろいろな事に悩みながらも生きてることを『共有』したいと思っています。

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